今回は、身体の感覚システム

「インプットとアウトプット」のお話をしていきます。

 

インプットとアウトプットとは?

インプット・アウトプット、
最近よく耳にする言葉になったと感じています。

勉強で表すと、

勉強して覚えたり学ぶことがインプット
人に教えたり、学んだことを実際に用いることがアウトプット
とされています。

そんな、インプット・アウトプットですが
身体の中でも起きています。

というか、
起きていないと動きたり、感じたりすることが出来ないです。

パフォーマンスアップの観点でも重要となるので、
是非、ご一読ください!

インプット

身体の中のインプットとは、

「各感覚器官で得た情報を脳まで送り届ける経路」

を指します。

各感覚器官とは、
触覚・視覚・聴覚・味覚・嗅覚の五感をはじめ、
バランスを司る前庭感覚、筋肉の動きや関節運動を感知する固有受容感覚があります。

各感覚器官がセンサーとなり情報を入力し、脳へ情報を届けます。

 

アウトプット

身体の中のアウトプットとは、

「脳から指令された情報が、身体の運動器官へ送られる経路」

を指します。

運動器官とは、関節や筋肉、末梢神経などのことです。

脳からの指令によって身体が動き、動作・行動を起こすことが出来ます。

アウトプットの書き換え

よくスポーツ現場で起きていることが、
「アウトプットの書き換え」です。

つまり、
「動作を変えるのに動作を塗り替える形で指導されている」
ことです。

例えば、投げるときに身体が前に突っ込んでしまう選手。

「身体が突っ込んでいるから、突っ込まないようにして投げてみよう」

これでは、
身体が前に突っ込むというアウトプット対して、
突っ込まないようにするというアウトプットを書き換えているだけです。

これでは、動きの改善は難しいです。
(感覚が良い選手は出来たりしますが…)

それでは、どうすればアウトプットを改善できるのか?

アウトプットを変えるにはインプットを変えなくてはならない

アウトプットを変えるには、インプットを変える必要があります。

まず動作を行うにあたって、

正常に感覚システムが機能しているのか?

脳で正確な情報処理を行えているのか?

この部分をクリアにしなくてはいけません。

先ほどの例から考えると、
身体が前に突っ込む理由は何だろうか?

ステップ脚の股関節が機能しているか?
軸脚の機能はどうか?
背骨や胸郭は動いているか?
そもそも機能させたり動かす感覚はあるのか?

など、解決するための案を練っていかなくてはいけません。

 

ここは以前書いた記事の、
パフォーマンスピラミッドと部分のところですね!

↓気になる方はこちらのリンクから、画像クリックで跳べます。

 

最後に

いかがでしょうか?

指導するにあたってありがちなことですね。

なぜ上手く動けないのか?

勉強するのは大変ですが、解決できる手段を少しでも増やして
パフォーマンスが上がる選手をもっと増やしていきましょう!

 

1st Triggerでは、選手の動き、パフォーマンスアップをする手助けをしています。

自己認識、気づきを得たい方は是非ご来店ください!!

 

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