こんにちは!
1st Triggerの山﨑です!
皆さんは野球肘・野球肩になったことはありますか?
もしかするとこのブログを見ている方の中には、
現在野球肘・野球肩の悩まされている方も
いるかもしれません。
肩や肘に負担がかかる選手は、
・肘が下がっている
・身体の開きが早い
・手投げ
・下半身を上手く使えていない
など、昔から言われていると思います。
果たしてそれは本当なのでしょうか?
今日はこの野球界の大きな問題となっている
「投球障害」について書かせていただきます!
野球肘・野球肩になるのは投げ方が悪いから?
結論から申し上げますと、
「投げ方が悪いと投球障害になる」は、
1/3 正解だと思います。
投球フォーム(メカニクス)が、
良くないと当然
肩・肘関節に負担がかかります。
しかし、
投球フォームを直すアプローチだけでは
投球障害は治りません!!
「肘下がっているから肘を上げて投げなさい」
「身体が開いているから開かないようにして投げなさい」
この指導だけでは相当感覚が良い選手でない限り治らないです…。
むしろ逆効果になる選手も多いと思います…。
悪化したり、投げ方を見失ってしまったり…。
もちろんフォーム指導も大切ですが、
優先順位が違います。
その要素が残りの
2/3の部分になっています。
残り2/3は、
・フィジカル
・球数の管理
です。
フィジカル面とは?
フィジカルとは、
身体的要素の事を指しています。
具体的にはその選手が持っている、
・柔軟性
・筋力、筋量
・瞬発力
・感覚器官
などの能力を指します。
個人的に野球肘・野球肩改善には、
このフィジカル面の要素を最も重要視しています。
このフィジカル面のどこが足りないかによって
アプローチの方法が大きく変わります。
例を2つほど挙げます。
例1:肘が下がっている選手
肘下がりは、
肘関節の負担を増加させる要因の1つですが、
ただ肘を上げさせるだけでは変わりません。
むしろ闇雲に肘を上げさせてしまうと、
肩関節への負担が増して肩を痛めてしまうケースがあります。
ならどうすれば良いのか?
上半身単体で考えると、
なぜ肘が上がらないのかを調べる必要があります。
・そもそも肩の可動域が足りていない
・肩甲骨周りの筋肉が弱くて肘を上げたまま保持出来ない
こんなケースはかなり多いです。
そもそも肘を上げておく柔軟性や筋力が足りていないのに、
肘を上げさせても上手くいくはずがありません。
この場合は、
柔軟性や筋力を確保するトレーニングが必要です!
ここが整うと自然に肘が上がってくることもございます。
さらに細かいことをいうと、
投球動作というものは止まらずにずっと動いています。
その部分だけにフォーカスするのではなく、
崩れている部分の前の段階の影響を受けやすいです。
トップで肘が上がらない選手は、
その前のアーリーコッキング期というフェーズを見たりしますが、
ここでのポイントの説明は割愛させていただきます。
投球フォームを見るのは非常に難しいので、
専門化に見てもらうことをオススメいたします。
⇧アーリーコッキング期
例2:柔軟性があるが下半身を使えない場合
次に身体は柔らかいけど、
上手く使えない選手。
こういった選手も結構いて、
トレーニング指導が難しいケースです。
ここで改善しなくてはいけないのが、
身体の使い方&筋力です。
・関節自体は柔らかいけどパワーポジションを作れない。
・力の伝達が出来ていない。
小学生に多い印象ですが、
この指導が本当に難しいです。
とにかく関節を上手く使う感覚を、
色んな手段で行って
投球動作に結び付けなくてはいけません。
ここがトレーニングプログラムのメインです。
特に小学生だと
ボディイメージも未熟な選手がほとんどなので
ゆっくり時間をかけて焦らずトレーニングしていきます。
遊び感覚で行ったり、説明を交えたりなど、
ここの割合は選手のキャラクターや性格を見て判断します。
柔軟性が無くて出来ない選手よりも、
プログラムを組むのが難しいので
専門化にお任せするのをオススメします。
球数の管理
・フォーム
・フィジカル面
最後の1つが
球数の管理です。
肩肘にかかる負担の量は、
フォーム要素×球数
と考えられています。
いくらフォームが良くても
球数を投げすぎている選手は肩肘を痛めやすいです。
・骨が剥離しているのに投げすぎてしまう
・痛いのに投げ続けている
こんな選手は、かえって症状を長引かせてしまいます。
投げないときはきちんと休んで、
その間にフィジカル面で足りない所を改善していく。
基本的にはこれが鉄則だと思います。
投球をお休みしている間に
フィジカル面が整備されることで、
怪我前よりもパフォーマンスが上がる選手がいます。
僕自身もそうなるように心がけていますし、
選手もその方がモチベーションが上がるはずです。
球数に関しては以前記事にしているので、こちらをご覧ください。
⇩
https://1st-trigger.com/2022/04/10/pitchsmart1sttrigger/
まとめ
野球肘・野球肩になるのは投げ方が悪いから?
間違えではありませんが、満点の回答ではありません。
なぜ肩肘に負担がかかるのか?
投げすぎてはいないのか?
この部分にフォーカスを当てるのが最優先です。
ただし、専門家でない限りなかなか判断が難しいところ…。
なので、痛みがある選手は無理せずに
医学的知識がある専門化に見てもらうようにしましょう。
病院に受診したり、トレーナーに見てもらったり
とにかく自分たちだけで解決&判断しないことが大切です。
1st Triggerにも肩肘に痛みを抱えていて、
改善するために通ってくれている選手が数多くいます。
僕は理学療法士で数多くの投球障害を見てきたのと、
トレーナーとして、何100人もの選手のフォームを分析してきました。
痛みを抱えて満足に野球が出来なく悩んでいる方は、
1st Triggerも選択肢の1つとして入れていただけると幸いです。
それでは今後も1st Triggerをよろしくお願いいたします!
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