「野球肘と診断された」

「診断後に何をして良いかわからない」

「どうすれば野球肘を予防出来るの?」

「ボールを投げると肘の内側が痛い」

「剥離骨折って何?」

 

こんなお悩みや疑問はありませんか?

野球肘内側型とは?

・野球肘とは

 

投球動作の反復により肘に負担がかかり、

肘の痛みが出る症状の総称のことです。

 

野球肘は大きく3つに分かれます。

 

・内側型

・外側型

・後方型

 

今回は野球肘内側型のお話をしていきます。

 

内側型は野球肘の中で最も割合が多いです。

 

成長期である学生年代では「剥離骨折」などの

骨端症が中心となり、

 

大人になると「内側側副靭帯損傷」などの

軟部組織性疾患が増えます。

 

なぜ野球肘が起こるのか?

野球肘が起こる原因は

主に「肘関節の外反ストレス増大」だと言われています。

肘関節外反ストレスとは?

外反ストレスとは、

上腕に対して前腕が外側に引っ張られるというストレスです。

 

肘の内側の腕尺関節という部分に、

「伸張ストレス」という伸ばされるストレスが、

筋肉や靭帯、骨に加わり痛みが生じます。

 

投球時の外反ストレス

 

投球時の肘内側に加わる外反ストレスは、

個人差はありますが「約35Nm」と言われています。

 

肘の靭帯が損傷する外反ストレスの強度は、

「約32Nm」と言われています。

 

つまり、1球の投球で肘の靭帯が壊れるくらいのストレスが加わっている

ことになります。

 

 

実際には靭帯以外に筋肉でも外反ストレスを制動するため、

35Nmがそのまま靭帯にかかる訳ではありませんが、

 

・不良フォームによる外反ストレスの増加

・筋肉など靭帯以外の外反ストレスの制動力低下

 

以上により、投球動作の反復で野球肘を発症します。

靭帯自体が損傷したり、

筋肉が負荷が加わり、筋肉自体の損傷や

筋肉が付着する骨が引っ張られて剝離骨折が生じます。

 

どうすれば野球肘を予防できるのか?

最も重要なのは、

外反ストレスを軽減させることです。

 

あとは、

「投球時の負荷=球数×投球フォームの影響」ですので、

球数の管理も重要です。

外反ストレスを軽減させる方法を簡単に紹介します。

 

脊柱・胸郭・肩甲骨の可動性

投球時は、最大外旋時に肘外反ストレスが増加します。

最大外旋時には、

・軸脚股関節伸展

・脊柱伸展

・胸郭伸展

・肩関節外旋

・肘関節外反

という関節運動が起こりますが、

この中の割合が崩れると肘への負担が増したりします。

例えば、

胸郭が硬く伸展制限がある場合、

その分、肩関節外旋や肘関節外反の割合が増加します。

 

前腕や手関節、手指の機能改善

 

前腕屈筋群の筋は、

肘の靭帯の負荷を軽減させる役割を持ちます。

 

握力が強くなると、

肘の内側の関節が締まり、外反ストレスの軽減に関与すると

言われておりますが、

 

私の意見はとしては、どうなのかな?と思っています。

 

なぜかというと、

投球動作ではずっとボールを強く握っていないためです。

 

逆に手指や手関節の末端の緊張が高まることで、

中枢部の機能が低下すると考えます。

(あくまで個人の意見です)

 

それよりかは、手首の傾きなどの方が大事かなと思います。

「尺屈偏位」という手首が小指側に傾いていると、

肘関節内側の筋肉の長さが短くなり、十分な機能を発揮出来なくなります。

筋力を強くするだけでなく、

使いやすくする環境設定が重要かなと考えています。

 

股関節の機能改善

股関節を中心に下半身の機能や連動性が低下すると、

腕の振りを上半身で頑張ってしまいます。

 

柔軟性や筋力、使い方を改善して

腕が勝手に振れるという状態を目指しましょう!!

 

1st Triggerで行っていること

・身体の使い方や身体機能面を改善するトレーニング

フィジカルチェックや身体の使い方、フォームを見て

オーダーメイドのトレーニングを提供致します。

・練習後や試合後のケア

関節や筋肉の硬さが起きないように、

徒手やストレッチカップを用いてケアを行います。

・PULSE Throw(旧motus)による投球時の数値測定

1st Triggerでは、大谷選手も肘の怪我をした際に使っていた

PULSE Throwという機器を導入しています。

投球時の肘のストレス・前腕の回旋速度

どちらも測定できるため、

野球肘の発症予防に用いることが可能です。

シーズンでの経過を追うことが出来るので、

シーズン中での身体使い方のズレも見つけることが可能です。

 

「身体の使い方を見て欲しい!」
「数値を実際にとって見たい!」
「予防のためのトレーニングをしてみたい!」

などの方が居ましたら、是非とも当店へ足を運びください。

お問い合わせは電話かLINE公式アカウントよりお願い致します!

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「1st Trigger 野球特化型パーソナルトレーナー&整体」
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・札幌市東区北39条東8丁目1-8 グリーンビルK
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土日祝 10:00〜20:00
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「怪我や成績に伸び悩む選手を救い
北海道を野球大国へ」

少年野球プレーヤーから大人世代まで全ての世代の野球選手のサポートを致します。
医療系国家資格を持つスタッフが動きを通じて身体を使い方を見直し、
パフォーマンスアップを図ります。

整体は野球選手以外も受けることが可能です。
身体の運動パターンを修正し、しなやかな動きを作り、
不調を根本から改善を目指していきます。

1st Triggerとは「最初のきっかけ」という意味が込められています。
あなたも身体が変わるきっかけを掴みませんか?

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