「腕が上がらない。五十肩かな?」

「夜になると肩が病んで寝れない」

「腕の力が入らない」

「腕を動かしても五十肩が治らない」

「肩が痛いけど何をしていいかわからない」

 

こんなお悩みはありませんか?

 

 

五十肩とは何か?

五十肩は別名「肩関節周囲炎」といいます。

 

つまり、

肩の炎症が起きている、または起きていた。

ことで肩の可動域制限や痛みが生じます。

 

自分も数多くの肩関節周囲炎の方のリハビリを行ってきました。

 

そこでよく聞くのが、

「五十肩だと思って、腕を動かしてたけど治らないんです」

「動かすと余計痛くなったので病院に来ました」

 

などなど。

 

それではなかなか改善しないですよね。

と思うことが正直結構ありました。

 

五十肩は、炎症性疾患なので

時期を見極めて介入しないといけません。

 

・どんな治癒過程をたどるのか?

・具体的にどんな時期があるのか?

・時期の見極め方はどうすればよいか?

・どの時期に何をすればよいのか?

 

このような内容でお話いたします。

 

ご自身の症状にあったケアをしてみてください。

 

五十肩の治癒過程

それではどんな治癒過程をたどるのか?

 

大きく分けて3つの時期に分かれます。

 

1.炎症期

2.回復期

3.炎症完全沈静期

 

この3つです。

 

この時期によって対処やケアの方法が変わっていきます。

誤った対処は悪化や回復の遅延を招きます。

 

炎症期

五十肩は日々の生活の中での

何らかの影響で組織にストレスがかかることで置きます。

 

きっかけは人それぞれですが、必ず原因があります。

思い当たる、当たらないに限らずあると思います。

 

炎症期は、

「ストレスが加わった組織を修復する際に起きる」

反応の時期です。

 

毛細血管という細い血管が組織の回復の為に組織内に入り、

毛細血管を守るために炎症性滑膜という組織が作られます。

 

また、痛みを引き起こす神経終末という

神経組織も組織内に入ることで痛みが引き起こされます。

 

この痛みというのは、

損傷した組織を守るという身体からのサインです。

 

したがって、この時期では積極的に肩を動かすのはNGです。

 

回復を遅らせて、悪化させる原因になり得ます。

 

炎症期の見極め方

・痛みの場所が広い範囲である

・痛いけど、どこが痛いのかわからない

・夜に病んでくる

 

このような症状があるかたは、

炎症期であると判断し、

積極的に肩や腕を動かさないことをオススメします!

 

炎症期での対処

腕や肩を動かさない方がいいってことは

何もしなくていいの?

と思う方もいるかと思います。

 

しかし、炎症期には炎症期なりにやることがあります!!

 

まず、組織の回復を促進するために

痛くない時間やポジションをとってあげるのが重要です。

 

特に寝ている時です。

 

夜に病む方も多いので、

寝る時のポジショニングは必須です。

 

① 仰向けのポジショニング

腕や肘の下にタオルやクッションを入れ、腕が下に下がらないようにします。

手はお腹の上に置いておくと楽だと思います。

肘の高さが肩と同じくらいになるのがポイントです。

② 横向きのポジショニング

痛い側の肩を上にし、タオルや枕を抱くようにします。

身体の前で抱くようにすると楽になることが多いです。

 

うつ伏せや痛い側の肩を下にして寝ると痛い方が多いと思います。

寝返りすると崩れるのでは?

と感じる方もいると思いますが、痛みが少ない時間を作るのが大事なので、

少しでも楽になるようなポジショニングをしましょう。

 

また、腕や肩を動かすのはNGですが、

肩周辺の動きを出していくのはOKです!!

例えば

・肩甲骨

・肋骨

・脊柱

など、

今後動かしていくために、

肩の動きに必要な場所の動きを出していくのが大切だと思います!!

 

回復期

回復期に入ると炎症が徐々に治まってきます。

 

組織の回復が進み、

毛細血管・神経終末が退化してきます。

 

回復期に入ると、徐々に肩や腕の動きを開始していきます。

 

ここで大切なのは、

痛みが無い範囲で無理せず行うことです。

 

痛みを我慢して動かすと炎症期に逆戻りしてしまうため、

無理せず少しずつ肩の運動を行いましょう。

 

回復期の見極め方

・痛みの部分が面で分かってくる(前側が痛い、後側が痛い)

・夜に病まなくなっている or 軽減している

このような状態になると、

組織が回復してきていると判断して良いかなと思います!!

 

回復期の対処

 

回復期では、少しずつ肩や腕を動かしていきましょう!

重りなどを使って筋トレをする必要はありません。

おすすめの動かし方としては、

手を床や壁について動くメニューです!!

無理ない範囲で動かせますし、身体の連動性も上がります。

少しだけ紹介しますね!

 

野球選手向け「ロックバック」 – YouTube

側屈の動きを出す「Side sitting 側屈」 – YouTube

 

正座や横座りが出来ない方は座って行ってOKです!

 

炎症完全沈静期

文字通り炎症が完全に落ち着いた状態です。

 

この時期には炎症が治まっていますが、

可動域の制限が強いことが多いです。

 

炎症期に作られた炎症性滑膜が残存して、

肩関節拘縮という強い制限がある状態にもなりやすいです。

 

一次的に可動域が低下する方もいるので、

運動はここからが本番だと思ってよいかと思います。

 

炎症完全沈静期の見極め方

・夜に完全に病まなくなっている

・痛みの部分がピンポイントになっている(指1本で示せるくらい)

このような状態になると、

炎症が落ち着いたと判断して良いかなと思います!!

 

炎症完全沈静期の対処

炎症完全沈静期では積極的に動かしていきましょう!

肩関節自体の制限の改善や

胸郭や脊柱との連動させた状態で腕を動かすと良いかと思います!!

こちらもいくつか紹介するのでご参照ください。

野球選手向け「胸椎上部回旋」 – YouTube

野球選手選手向け「脊柱回旋トレーニング」 – YouTube

 

まとめ

五十肩は肩関節周囲炎を呼ばれ、

時期によって対処方法が変わります。

時期を知らずに闇雲に動かすと悪化や回復の遅延に繋がるので

見極めながら適切な運動をしていきましょう!!

 

・五十肩は炎症期・回復期・炎症完全沈静期と3つの時期に分類される

・炎症期では肩や腕の積極的な運動を避ける

・炎症期では痛みの少ない時間を作るのが大切

・回復期から無理ない範囲での肩や腕の運動をしていく

・炎症完全沈静期では積極的に動かしてOK

 

「自分でやっても上手くいかない」
「やり方があっているかわからない」
「痛みがなかなか改善しない」

などの方が居ましたら、是非とも当店へ足を運びください。

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